与えられた漸化式は階差数列の形をしているため、次の式で一般項を求めることができます。
an=a1+∑k=1n−1(3k2−k) (ただし、n≥2) ここで、∑k=1n−1k2=6(n−1)n(2n−1) および ∑k=1n−1k=2(n−1)n であることを利用して計算を進めます。 an=2+∑k=1n−1(3k2−k)=2+3∑k=1n−1k2−∑k=1n−1k =2+36(n−1)n(2n−1)−2(n−1)n =2+2(n−1)n(2n−1)−2(n−1)n =2+22n3−3n2+n−2n2−n =2+22n3−3n2+n−n2+n =2+22n3−4n2+2n =2+n3−2n2+n =n3−2n2+n+2 この式が n=1 でも成り立つか確認します。 a1=13−2(12)+1+2=1−2+1+2=2 となり、与えられた条件 a1=2 と一致します。