円Oに内接する三角形ABCがあり、$\angle{C} = 54^\circ$である。$\angle{OAB} = x$を求めよ。

幾何学内接三角形角度円周角の定理二等辺三角形
2025/7/15
はい、承知いたしました。

1. 問題の内容

円Oに内接する三角形ABCがあり、C=54\angle{C} = 54^\circである。OAB=x\angle{OAB} = xを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、円周角の定理より、AOB\angle{AOB}C\angle{C}の2倍であることがわかります。
AOB=2×C=2×54=108\angle{AOB}= 2 \times \angle{C} = 2 \times 54^\circ = 108^\circ
次に、三角形OABに注目します。
OAとOBは円の半径なので、OA = OBです。
したがって、三角形OABは二等辺三角形であり、OAB=OBA\angle{OAB} = \angle{OBA}が成り立ちます。
三角形の内角の和は180度であることから、
OAB+OBA+AOB=180\angle{OAB} + \angle{OBA} + \angle{AOB} = 180^\circ
x+x+108=180x + x + 108^\circ = 180^\circ
2x=1801082x = 180^\circ - 108^\circ
2x=722x = 72^\circ
x=36x = 36^\circ

3. 最終的な答え

x=36x = 36^\circ

「幾何学」の関連問題

$\triangle OAB$において、辺$OB$を$1:2$に内分する点を$L$、辺$AB$の中点を$M$とする。線分$OM$と線分$AL$の交点を$P$とするとき、$OP:PM$を求めよ。

ベクトル内分点線分の交点空間ベクトル
2025/7/19

平行四辺形ABCDにおいて、対角線ACを2:3に内分する点をM、辺ABを2:3に内分する点をN、辺BCをt:(1-t)に内分する点をLとする。ALとCNの交点をPとする。 (1) $\overrigh...

ベクトル平行四辺形内分点一次独立空間ベクトル
2025/7/19

四面体 $OABC$ において、$\vec{OG} = \frac{\vec{OA} + \vec{OB} + \vec{OC}}{4}$ で定まる点 $G$ がある。直線 $AG$ と三角形 $OB...

ベクトル空間図形四面体位置ベクトル
2025/7/19

与えられた2つの球の方程式について、それぞれの中心の座標と半径を求める。 (1) $x^2 + y^2 + z^2 - 4x - 2y + 8z - 4 = 0$ (2) $x^2 + y^2 + z...

座標半径平方完成3次元
2025/7/19

正四面体ABCDにおいて、底面$\triangle BCD$の重心を$G$とする。このとき、直線$AG$が底面$BCD$に垂直であることをベクトルを用いて示す。

ベクトル空間図形正四面体重心垂直
2025/7/19

三角形OABにおいて、辺OAを $m:2n$ に内分する点をP、辺ABを $n:m$ に内分する点をQ、辺BOを $2:1$ に外分する点をRとする。 (1) ベクトル $\overrightarro...

ベクトル内分点外分点一直線三角形
2025/7/19

四面体 $OABC$ において、$OB$ を $3:1$ に内分する点を $P$, $OC$ を $1:1$ に内分する点を $Q$ とする。$\triangle APQ$ の重心を $G$ とし, ...

ベクトル空間図形四面体重心平面内分点
2025/7/19

点 A(2, -1) を通り、ベクトル $\vec{d} = (2, 3)$ に平行な直線の $x, y$ の方程式を求めよ。

ベクトル直線の方程式媒介変数
2025/7/19

点 A($\vec{a}$) と任意の点 P($\vec{p}$) に対して、ベクトル方程式 $|\vec{p} - 3\vec{a}| = 4$ で表される円の中心の位置ベクトル $\vec{c}$...

ベクトルベクトル方程式半径中心
2025/7/19

$\triangle ABC$ の重心を $G$ とする。辺 $AB$ を $3:2$ に内分する点を $E$、辺 $AC$ を $3:1$ に内分する点を $F$ とする。このとき、3点 $E, G...

ベクトル重心内分一直線上の点
2025/7/19