まず、t=10−x と置換します。すると、t2=10−x となり、x=10−t2 です。 dx=−2tdt となります。 積分区間は、x=1 のとき t=10−1=3 であり、x=6 のとき t=10−6=2 となります。 したがって、与えられた積分は次のように書き換えられます。
∫1610−xxdx=∫32t10−t2(−2t)dt=∫32(t2−10)(2)dt=2∫32(t2−10)dt 積分区間の順序を入れ替えることで、マイナス符号を消去できます。
2∫32(t2−10)dt=−2∫23(t2−10)dt=2∫23(10−t2)dt 不定積分を計算します。
∫(10−t2)dt=10t−3t3+C したがって、
2∫23(10−t2)dt=2[10t−3t3]23=2[(10(3)−333)−(10(2)−323)] =2[(30−327)−(20−38)]=2[(30−9)−(20−38)]=2[21−20+38]=2[1+38]=2[33+38]=2[311]=322