(1) AB, AC の大きさ、および内積 AB⋅AC を計算する。 AB=−202, AC=−221 ∣AB∣=(−2)2+02+22=8=22 ∣AC∣=(−2)2+22+12=9=3 AB⋅AC=(−2)(−2)+(0)(2)+(2)(1)=4+0+2=6 △ABC の面積は、21∣AB∣2∣AC∣2−(AB⋅AC)2=218⋅9−62=2172−36=2136=21⋅6=3 (2) Pからαに下ろした垂線の足をHとする。OH⋅AB を計算する。 平面αの法線ベクトルは AB×AC=−4−2−4 と平行なので、212 を法線ベクトルとして用いる。平面αの方程式は 2(x−2)+1(y−0)+2(z−0)=0, すなわち 2x+y+2z=4 である。 点PはOに関してαと対称なので、OP=t212=2tt2t とすると、21OP=tt/2t が平面α上にある。よって 2t+t/2+2t=4 より 9t/2=4, t=8/9。したがって、OP=16/98/916/9 である。 OH=xyz とおくと、OH は平面α上にあるので 2x+y+2z=4。 また、HP=OP−OH=16/9−x8/9−y16/9−z は法線ベクトル 212 と平行なので、216/9−x=18/9−y=216/9−z=k とおく。 x=16/9−2k, y=8/9−k, z=16/9−2k を 2x+y+2z=4 に代入すると、 2(16/9−2k)+(8/9−k)+2(16/9−2k)=4 32/9−4k+8/9−k+32/9−4k=4 72/9−9k=4 したがって、OH=16/9−8/98/9−4/916/9−8/9=8/94/98/9 OH⋅AB=(8/9)(−2)+(4/9)(0)+(8/9)(2)=−16/9+0+16/9=0 AH=sAB+tAC とおくと、OH=OA+AH=OA+sAB+tAC 8/94/98/9=200+s−202+t−221 −10/94/98/9=−2s−2t2t2s+t −2s−2t=−10/9, 2t=4/9, 2s+t=8/9 t=2/9, −2s−4/9=−10/9, −2s=−6/9, s=1/3 よって、AH=31AB+92AC (3) Pのx座標は 16/9 なので、916 (4) 四面体PABCの体積は、四面体OABCの体積の2倍である。
四面体OABCの体積は 61∣(OA×OB)⋅OC∣=61∣0−40⋅021∣=61∣−8∣=68=34 したがって、四面体PABCの体積は 2⋅34=38 (5) 点Dから四面体PABCの4つの面に下ろした垂線の長さがすべて等しいとき、その長さをrとする。四面体PABCの体積は 38 であり、Dから各面に下ろした垂線の長さがrであるから、 31r(S△PAB+S△ABC+S△PBC+S△PAC)=38 S△PAB=21∣PA×PB∣=21∣2−16/9−8/9−16/9−2×−16/9−8/92−16/9∣=21∣2/3−8/9−34/9×−16/9−8/92/9∣=21∣−16/81−272/81544/81+4/27−16/27−128/81∣=21∣−288/81556/81−48/81−128/81∣=21∣−32/9556/81−176/81∣=... 平面ABCの面積は3, n=(2,1,2) 平面PAB:A=(2,0,0), B=(0,0,2), P=(916,98,916)。PA=(92,−98,−916), PB=(−916,−98,92)。面積は21∣PA×PB∣=21(...)2+(...)2+(...)2 AB=22,AC=3,BC=5 (6)点Q, Rがそれぞれ線分PC, AB上を動くとき,|QR|の最小値は
PC=OC−OP=(0,2,1)−(916,98,916)=(−916,910,−97). QR=AR−AQ