(1) 点A(2,3)と点B(-1,-1)の間の距離ABを求め、線分ABの中点Mの座標を求める。 (2) 2直線 $x+2y+5=0$ と $2x-3y-11=0$ の交点の座標を求める。 (3) 傾きが-2で、点(-2,2)を通る直線の式を求め、点(-1,2)を通り直線$\ell$と平行な直線の式を求める。 (4) 原点を中心とし、半径が3である円の方程式を求める。 (5) 半径が5の円Oと半径が3の円O'があり、中心間の距離をdとする。2つの円が外接するときと内接するときのdの値を求める。

幾何学距離中点直線連立方程式外接内接
2025/7/16

1. 問題の内容

(1) 点A(2,3)と点B(-1,-1)の間の距離ABを求め、線分ABの中点Mの座標を求める。
(2) 2直線 x+2y+5=0x+2y+5=02x3y11=02x-3y-11=0 の交点の座標を求める。
(3) 傾きが-2で、点(-2,2)を通る直線の式を求め、点(-1,2)を通り直線\ellと平行な直線の式を求める。
(4) 原点を中心とし、半径が3である円の方程式を求める。
(5) 半径が5の円Oと半径が3の円O'があり、中心間の距離をdとする。2つの円が外接するときと内接するときのdの値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 点A(2,3), B(-1,-1)のとき、
2点間の距離の公式より
AB=(2(1))2+(3(1))2=32+42=9+16=25=5AB = \sqrt{(2-(-1))^2 + (3-(-1))^2} = \sqrt{3^2 + 4^2} = \sqrt{9+16} = \sqrt{25} = 5
線分ABの中点Mの座標は、中点の公式より
M(2+(1)2,3+(1)2)=M(12,22)=M(12,1)M(\frac{2+(-1)}{2}, \frac{3+(-1)}{2}) = M(\frac{1}{2}, \frac{2}{2}) = M(\frac{1}{2}, 1)
(2) 2直線 x+2y+5=0x+2y+5=02x3y11=02x-3y-11=0 の交点の座標を求める。
連立方程式を解く。
x+2y+5=0x+2y+5=0 より x=2y5x = -2y-5
これを 2x3y11=02x-3y-11=0 に代入すると
2(2y5)3y11=02(-2y-5)-3y-11=0
4y103y11=0-4y-10-3y-11=0
7y21=0-7y-21=0
7y=21-7y=21
y=3y=-3
x=2(3)5=65=1x = -2(-3)-5 = 6-5 = 1
よって交点の座標は (1,3)(1, -3)
(3) 傾きが-2で、点(-2,2)を通る直線の式を求める。
y2=2(x(2))y-2 = -2(x-(-2))
y2=2(x+2)y-2 = -2(x+2)
y2=2x4y-2 = -2x-4
y=2x2y = -2x-2
点(-1,2)を通り直線\ellと平行な直線の式を求める。
直線\ellの傾きは-2だから
y2=2(x(1))y-2 = -2(x-(-1))
y2=2(x+1)y-2 = -2(x+1)
y2=2x2y-2 = -2x-2
y=2xy = -2x
(4) 原点を中心とし、半径が3である円の方程式は
x2+y2=32x^2 + y^2 = 3^2
x2+y2=9x^2 + y^2 = 9
(5) 半径が5の円Oと半径が3の円O'があり、中心間の距離をdとする。2つの円が外接するときは
d=5+3=8d = 5+3 = 8
内接するときは
d=53=2d = |5-3| = 2

3. 最終的な答え

(1) AB = 5, M(12\frac{1}{2}, 1)
(2) (1, -3)
(3) y = -2x-2, y = -2x
(4) x2+y2=9x^2 + y^2 = 9
(5) d = 8, d = 2

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