数列 $3, 5, 8, 14, 25, 43, 80, 148, 273$ の一般項 $a_n$ を求める問題です。最後の数列は画像から推定しました。

代数学数列漸化式フィボナッチ数列
2025/7/15

1. 問題の内容

数列 3,5,8,14,25,43,80,148,2733, 5, 8, 14, 25, 43, 80, 148, 273 の一般項 ana_n を求める問題です。最後の数列は画像から推定しました。

2. 解き方の手順

この数列の階差数列を求め、さらにその階差数列を求めることを繰り返します。
まず、与えられた数列を ana_n とします。
an:3,5,8,14,25,43,80,148,273,...a_n: 3, 5, 8, 14, 25, 43, 80, 148, 273, ...
1階差数列 bnb_n を求めます。
bn:2,3,6,11,18,37,68,125,...b_n: 2, 3, 6, 11, 18, 37, 68, 125, ...
2階差数列 cnc_n を求めます。
cn:1,3,5,7,19,31,57,...c_n: 1, 3, 5, 7, 19, 31, 57, ...
3階差数列 dnd_n を求めます。
dn:2,2,2,12,12,26,...d_n: 2, 2, 2, 12, 12, 26, ...
4階差数列 ene_n を求めます。
en:0,0,10,0,14,...e_n: 0, 0, 10, 0, 14, ...
数列 ana_n は階差数列を繰り返すことで、規則性が見えてくる場合があります。しかし、上記の数列では規則性を見つけるのが難しいです。
与えられた数列の最初の数項から、この数列はフィボナッチ数列に似ていることがわかります。
a1=3,a2=5,a3=8a_1=3, a_2=5, a_3=8であり、a3=a1+a2a_3 = a_1 + a_2が成り立ちます。
しかし、a4=14a2+a3=5+8=13a_4 = 14 \ne a_2 + a_3 = 5 + 8 = 13なので、単純なフィボナッチ数列ではありません。
しかし、 anan1+an2a_n \approx a_{n-1} + a_{n-2}の傾向が見られるので、3項間漸化式を仮定して解いてみます。
an+2=pan+1+qana_{n+2} = p a_{n+1} + q a_n の形の漸化式を考えます。
a3=pa2+qa1a_3 = p a_2 + q a_1 より 8=5p+3q8 = 5p + 3q
a4=pa3+qa2a_4 = p a_3 + q a_2 より 14=8p+5q14 = 8p + 5q
この連立方程式を解きます。
40=25p+15q40 = 25p + 15q
42=24p+15q42 = 24p + 15q
2=p-2 = p, 8=10+3q8 = -10 + 3q, 18=3q18=3q, q=6q=6
したがって、an+2=2an+1+6ana_{n+2} = -2 a_{n+1} + 6 a_n となります。
しかし、この漸化式で数列を生成すると、元の数列と一致しません。
数列は an=an1+an2+an3a_n = a_{n-1} + a_{n-2} + a_{n-3}を満たします。
3+5+8=16143+5+8=16 \approx 14.
5+8+14=27255+8+14=27\approx25
8+14+25=47438+14+25=47\approx43
この問題は正確な一般項を求めるのが困難であると思われます。

3. 最終的な答え

正確な一般項を求めることは困難です。

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