この数列の階差数列を求め、さらにその階差数列を求めることを繰り返します。
まず、与えられた数列を an とします。 an:3,5,8,14,25,43,80,148,273,... bn:2,3,6,11,18,37,68,125,... cn:1,3,5,7,19,31,57,... dn:2,2,2,12,12,26,... en:0,0,10,0,14,... 数列 an は階差数列を繰り返すことで、規則性が見えてくる場合があります。しかし、上記の数列では規則性を見つけるのが難しいです。 与えられた数列の最初の数項から、この数列はフィボナッチ数列に似ていることがわかります。
a1=3,a2=5,a3=8であり、a3=a1+a2が成り立ちます。 しかし、a4=14=a2+a3=5+8=13なので、単純なフィボナッチ数列ではありません。 しかし、 an≈an−1+an−2の傾向が見られるので、3項間漸化式を仮定して解いてみます。 an+2=pan+1+qan の形の漸化式を考えます。 a3=pa2+qa1 より 8=5p+3q a4=pa3+qa2 より 14=8p+5q この連立方程式を解きます。
40=25p+15q 42=24p+15q −2=p, 8=−10+3q, 18=3q, q=6 したがって、an+2=−2an+1+6an となります。 しかし、この漸化式で数列を生成すると、元の数列と一致しません。
数列は an=an−1+an−2+an−3を満たします。 3+5+8=16≈14. 5+8+14=27≈25 8+14+25=47≈43 この問題は正確な一般項を求めるのが困難であると思われます。