一辺が $a$ 個の碁石で正方形を作ったとき、全体の碁石の個数を求める問題です。与えられた4つの式(ア〜エ)がそれぞれどのような求め方をしているのか、図を用いて説明する必要があります。
2025/7/15
1. 問題の内容
一辺が 個の碁石で正方形を作ったとき、全体の碁石の個数を求める問題です。与えられた4つの式(ア〜エ)がそれぞれどのような求め方をしているのか、図を用いて説明する必要があります。
2. 解き方の手順
ア. の場合:
正方形の各辺にある碁石の数を 個とします。4つの辺があるので ですが、各頂点の碁石は2回数えられているため、重複している4つの頂点の碁石を引きます。よって となります。
言い換えると、4つの辺をそれぞれ独立に数え、各辺で角にある石を1つ除いて数える考え方です。すなわち、。は同じ事を言っているだけです。
イ. の場合:
各辺の碁石の数を 個とします。まず、1つの辺から碁石を1つ取り除き、 個とします。取り除いた碁石は頂点の碁石です。この 個の碁石が4辺にあるので、 となります。
ウ. の場合:
各辺において、両端にある碁石 (頂点の碁石) を除くと、 個の碁石が並んでいます。これが4辺にあるので、 です。そして、除いた4つの頂点の碁石を最後に足して、 となります。
エ. の場合:
正方形全体の碁石の数は です。次に、正方形の内側にある、一辺が 個の碁石でできた正方形を考えます。その碁石の数は 個です。全体の碁石の数 から内側の碁石の数 を引くと、外側の1列の碁石の数、 を求めることができます。
3. 最終的な答え
ア. 各辺にある碁石の数を数え、重複する4つの頂点の碁石の数を引く。
イ. 各辺から1つ(頂点)の碁石を除いた数を4倍する。
ウ. 各辺から2つ(両端の頂点)の碁石を除いた数を4倍し、最後に頂点の碁石の数を足す。
エ. 全体の碁石の数から、内側の正方形の碁石の数を引く。