## 問題I
1. 問題の内容
次の微分方程式の一般解を求めます。
2. 解き方の手順
これは1階線形同次微分方程式なので、変数分離法で解くことができます。
まず、式を以下のように変形します。
両辺を積分します。
左辺の積分は となります。
右辺の積分は、 と置換すると、 となり、
となります。
(は常に正なので絶対値記号は不要です。)
したがって、
両辺の指数関数をとります。
を新たな定数 () と置き換えると、
は任意の定数なので, と表せます。
( も含みます)
3. 最終的な答え
(Aは任意定数)
## 問題II
1. 問題の内容
次の微分方程式の初期条件を満たす解を求めます。
,
2. 解き方の手順
これは1階線形非同次微分方程式なので、積分因子を用いて解くことができます。
まず、積分因子 を求めます。
なので、
与えられた微分方程式の両辺に積分因子 を掛けます。
左辺は積の微分 になります。
両辺を積分します。
初期条件 を適用します。
したがって、求める解は