1から3までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。これらのカードから1枚ずつ続けて2回引き、2桁の整数を作るとき、その整数が偶数になる確率を求めよ。
2025/7/16
1. 問題の内容
1から3までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。これらのカードから1枚ずつ続けて2回引き、2桁の整数を作るとき、その整数が偶数になる確率を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、起こりうるすべての組み合わせを考えます。1枚目に引くカードが1, 2, 3のそれぞれの場合について、2枚目に引くカードの可能性を列挙します。
* 1枚目が1の場合:2枚目は2または3
* 1枚目が2の場合:2枚目は1または3
* 1枚目が3の場合:2枚目は1または2
したがって、作れる2桁の整数は12, 13, 21, 23, 31, 32の6通りです。
次に、これらのうち偶数になるのはどれか調べます。偶数になるのは12と32の2通りです。
したがって、偶数になる確率は、偶数になる場合の数(2通り)を全体の組み合わせの数(6通り)で割ったものになります。
確率は であり、約分すると となります。