(1)全体の平均を求める。
全体の平均は、それぞれの平均に個数をかけて足し合わせ、全体の個数で割ればよい。
全体の平均=(5∗4+5∗8)/10 全体の平均=(20+40)/10 全体の平均=60/10=6 (2)全体の分散を求める。
まず、各データ群の分散を求める。
一つ目のデータ群の分散は、標準偏差の二乗であるため、 22=4 二つ目のデータ群の分散は、標準偏差の二乗であるため、 62=36 次に、全体の平均を用いて、各データ群の二乗平均を求める。
一つ目のデータ群の二乗平均をE(X2)1とすると、 E(X2)1=分散1+(平均1)2=4+42=4+16=20 二つ目のデータ群の二乗平均をE(X2)2とすると、 E(X2)2=分散2+(平均2)2=36+82=36+64=100 全体の二乗平均は、それぞれの二乗平均に個数をかけて足し合わせ、全体の個数で割ればよい。
全体の二乗平均=(5∗E(X2)1+5∗E(X2)2)/10=(5∗20+5∗100)/10=(100+500)/10=600/10=60 全体の分散は、全体の二乗平均−(全体の平均)2で求められる。 全体の分散=60−62=60−36=24