1. 問題の内容
定積分 を計算します。
2. 解き方の手順
まず、被積分関数 が偶関数であることに注目します。つまり、 が成り立ちます。
偶関数の積分範囲が から の場合、積分は次のように簡略化できます。
したがって、与えられた積分は次のように書き換えることができます。
次に、二項定理を用いて を展開します。
したがって、積分は次のようになります。
積分 を計算します。
したがって、
この和を計算します。
手計算は難しいので、WolframAlpha などを使用すると、積分値は となります。