「$a \neq 1$ または $b \neq 3$ ならば、$4a - b \neq 1$ または $2a + b \neq 5$ である」ことを証明するために、対偶を利用した証明の穴埋め問題です。

代数学論理対偶連立方程式
2025/7/16

1. 問題の内容

a1a \neq 1 または b3b \neq 3 ならば、4ab14a - b \neq 1 または 2a+b52a + b \neq 5 である」ことを証明するために、対偶を利用した証明の穴埋め問題です。

2. 解き方の手順

1. まず、与えられた命題の対偶を考えます。元の命題が「P ならば Q」という形の場合、その対偶は「Q でないならば P でない」という形になります。この問題では、P が「$a \neq 1$ または $b \neq 3$」、Q が「$4a - b \neq 1$ または $2a + b \neq 5$」なので、Q でないは「$4a - b = 1$ かつ $2a + b = 5$」、P でないは「$a = 1$ かつ $b = 3$」となります。

2. 対偶「$4a - b = 1$ かつ $2a + b = 5$ ならば、$a = 1$ かつ $b = 3$」を証明するために、$4a-b=1$ と $2a+b=5$ の連立方程式を解きます。

3. 連立方程式

4ab=14a - b = 1
2a+b=52a + b = 5
を解く。
二つの式を足すと、
6a=66a = 6
a=1a = 1
a=1a = 1を2番目の式に代入すると、
2(1)+b=52(1) + b = 5
2+b=52 + b = 5
b=3b = 3

4. よって、$4a - b = 1$ かつ $2a + b = 5$ のとき、$a = 1$ かつ $b = 3$ であることが示されました。これは対偶が真であることを意味します。

5. 対偶が真であることから、元の命題も真であることが言えます。

3. 最終的な答え

31:真
32:真

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