4x+20<7k−1−3x 7x<7k−21 x は2桁の自然数なので、10≤x≤99 である。不等式を満たす2桁の自然数が5個であることから、x の範囲は n,n+1,n+2,n+3,n+4 と表せる。ただし、n は10以上である。 このとき、x の最大値は n+4 であり、n+4<k−3 を満たし、n+5≥k−3 を満たす必要がある。 つまり、
n+4<k−3≤n+5 n+7<k≤n+8 また、x が最小となる n は10以上なので、10≤n である。 n は5個の2桁の自然数の中で最も小さい値なので、x は10から始まる必要はなく、x≥10 であればよい。 したがって、k−3>9 である必要があり、k>12 となる。 また、5個の2桁の自然数の最大値は99以下なので、n+4≤99 より、n≤95 となる。 不等式を満たす最小の2桁の自然数を n とすると、不等式を満たす2桁の自然数は n,n+1,n+2,n+3,n+4 の5個である。したがって、 n≥10 かつ n+4<k−3≤n+5 かつ n+4≤99 かつ n+5>99 とならない。 n+4≤99 より n≤95 である。 n+5 は不等式を満たさない最小の整数だから n+5 は2桁の整数を超えない。 したがって、n+5>99 となることはない。 5個の2桁の自然数が存在する条件は、最小の数が10以上で、最大の数が99以下であること。
ここで、n+4<k−3≤n+5 より、n<k−7≤n+1 となる。 不等式を満たす最小の2桁の自然数を10とすると、10+4<k−3≤10+5 となり、14<k−3≤15 より 17<k≤18。 不等式を満たす最大の2桁の自然数を99とすると、99<k−3 という条件を満たす必要がある。 k>102 となるが、これは上記の条件と矛盾する。 x が10から始まる場合、x の値は 10,11,12,13,14。よって 14<k−3≤15 となり、17<k≤18。 x が95から始まる場合、x の値は 95,96,97,98,99。よって 99<k−3≤100 となり、102<k≤103。 したがって、k の範囲は 17<k≤18 または 102<k≤103。 上記の条件を満たすx が5個であるためには、x=10,11,12,13,14 が条件を満たすか、x=95,96,97,98,99が条件を満たすかのどちらか。 14<k−3≤15 17<k≤18 あるいは、x=95,96,97,98,99 99<k−3≤100 102<k≤103