1. 問題の内容
1つのサイコロを2回投げたとき、少なくとも1回は偶数の目が出る確率 を求め、AとBの値を答える問題です。
2. 解き方の手順
まず、サイコロを2回投げる場合のすべての目の出方の組み合わせを考えます。各回のサイコロの目は1から6のいずれかであるため、全部で 通りの目の出方があります。これが確率の分母 となります。
次に、少なくとも1回は偶数の目が出る確率を求めます。これは、余事象を考えると簡単に計算できます。余事象とは、「少なくとも1回は偶数の目が出る」の反対、つまり「2回とも奇数の目が出る」ことです。サイコロの目は1, 2, 3, 4, 5, 6なので、奇数の目は1, 3, 5の3つです。したがって、2回とも奇数の目が出る確率は です。
少なくとも1回は偶数の目が出る確率は、1から2回とも奇数の目が出る確率を引けば求められます。つまり、 です。
したがって、 、 となります。
しかし、先ほど全事象の数を36としたため、確率を から に変換する必要があります。
となるようなを求めます。
よって 、 となります。
3. 最終的な答え
A = 27
B = 36