1つのサイコロを72回投げるとき、1または2の目が出る回数を確率変数 $X$ とする。このとき、$X$ が従う二項分布、期待値 $E(X)$、分散 $V(X)$、標準偏差 $\sigma(X)$ をそれぞれ求める。最後に標準偏差 $\sigma(X)$ = エ$\sqrt{}$オを求める。

確率論・統計学二項分布確率変数期待値分散標準偏差サイコロ
2025/5/6

1. 問題の内容

1つのサイコロを72回投げるとき、1または2の目が出る回数を確率変数 XX とする。このとき、XX が従う二項分布、期待値 E(X)E(X)、分散 V(X)V(X)、標準偏差 σ(X)\sigma(X) をそれぞれ求める。最後に標準偏差 σ(X)\sigma(X) = エ\sqrt{}オを求める。

2. 解き方の手順

まず、確率変数 XX は二項分布 B(n,p)B(n, p) に従う。ここで、nn は試行回数、pp は成功確率である。
この問題では、n=72n = 72 であり、サイコロを1回投げるときに1または2の目が出る確率は p=26=13p = \frac{2}{6} = \frac{1}{3} である。
したがって、XX は二項分布 B(72,13)B(72, \frac{1}{3}) に従う。
次に、期待値 E(X)E(X) を求める。二項分布の期待値は E(X)=npE(X) = np で与えられる。
E(X)=72×13=24E(X) = 72 \times \frac{1}{3} = 24
次に、分散 V(X)V(X) を求める。二項分布の分散は V(X)=np(1p)V(X) = np(1-p) で与えられる。
V(X)=72×13×(113)=72×13×23=16V(X) = 72 \times \frac{1}{3} \times (1 - \frac{1}{3}) = 72 \times \frac{1}{3} \times \frac{2}{3} = 16
最後に、標準偏差 σ(X)\sigma(X) を求める。標準偏差は分散の平方根である。
σ(X)=V(X)=16=4\sigma(X) = \sqrt{V(X)} = \sqrt{16} = 4

3. 最終的な答え

XX は二項分布 B(72,13)B(72, \frac{1}{3}) に従う。
E(X)=24E(X) = 24
V(X)=16V(X) = 16
σ(X)=4\sigma(X) = 4
σ(X)=4=41\sigma(X) = 4 = 4\sqrt{1}
エ = 4, オ = 1

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