度数分布表から、生徒10人の通学時間の平均値を求める問題です。表は、通学時間が0分以上10分未満の生徒が4人、10分以上20分未満の生徒が2人、20分以上30分未満の生徒が4人であることを示しています。

確率論・統計学度数分布表平均値統計
2025/5/6

1. 問題の内容

度数分布表から、生徒10人の通学時間の平均値を求める問題です。表は、通学時間が0分以上10分未満の生徒が4人、10分以上20分未満の生徒が2人、20分以上30分未満の生徒が4人であることを示しています。

2. 解き方の手順

階級値を使って平均を計算します。
ステップ1:各階級の階級値を計算します。階級値は、各階級の最大値と最小値の平均です。
* 0~10分の階級値: 0+102=5\frac{0 + 10}{2} = 5
* 10~20分の階級値: 10+202=15\frac{10 + 20}{2} = 15
* 20~30分の階級値: 20+302=25\frac{20 + 30}{2} = 25
ステップ2:各階級の階級値に度数を掛けます。
* 0~10分の階級: 5×4=205 \times 4 = 20
* 10~20分の階級: 15×2=3015 \times 2 = 30
* 20~30分の階級: 25×4=10025 \times 4 = 100
ステップ3:ステップ2で計算した値を合計します。
20+30+100=15020 + 30 + 100 = 150
ステップ4:ステップ3で計算した合計を、生徒の総数で割ります。
15010=15\frac{150}{10} = 15

3. 最終的な答え

15分

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