1. 問題の内容
関数 に対して、以下の定義を述べる。
(1) の逆像
(2) の逆写像
2. 解き方の手順
(1) の逆像: を関数とする。 の部分集合 に対して、 の逆像 は次のように定義される。
つまり、 は、 によって に写される の要素全体の集合である。
(2) の逆写像:
関数 が全単射であるとき、 の逆写像 が存在する。逆写像 は、任意の に対して、 となる を対応させる関数である。ただし、 が成り立つ。
3. 最終的な答え
(1) の逆像:
(2) の逆写像: (ただし、 は全単射) であり、 (ただし、)