A, B, C, Dの4個のさいころを投げるとき、以下の2つの場合について、何通りあるかを求める問題です。 (1) 4個の目がすべて異なる。 (2) 目の和が奇数になる。
2025/7/16
1. 問題の内容
A, B, C, Dの4個のさいころを投げるとき、以下の2つの場合について、何通りあるかを求める問題です。
(1) 4個の目がすべて異なる。
(2) 目の和が奇数になる。
2. 解き方の手順
(1) 4個の目がすべて異なる場合
Aのさいころの目は6通りあります。
Bのさいころの目はAの目と異なる必要があるため、5通りです。
Cのさいころの目はA, Bの目と異なる必要があるため、4通りです。
Dのさいころの目はA, B, Cの目と異なる必要があるため、3通りです。
したがって、4個の目がすべて異なる場合の数は
通りです。
(2) 目の和が奇数になる場合
4つのさいころの目の和が奇数になるのは、奇数の目が1つか3つの場合です。
すべての目の出方は 通りです。
目の和が偶数になる場合と奇数になる場合は同数なので、
通りです。
目の和が偶数になる場合について考えます。4つの目の合計が偶数になるのは、
(a) 4つ全てが偶数
(b) 4つ全てが奇数
(c) 2つが偶数で2つが奇数
の場合です。
しかし、目の和が奇数になる場合を直接計算する方が簡単です。
4つのサイコロの目の和が奇数になるのは、奇数の目が1つか3つのときです。
奇数の目が1つの場合:
奇数の目の位置は4通り。奇数の目は3通り、残りの3つの偶数の目はそれぞれ3通り。
奇数の目が3つの場合:
奇数の目の位置は4通り。奇数の目はそれぞれ3通り、残りの1つの偶数の目は3通り。
したがって、目の和が奇数になるのは 通りです。
3. 最終的な答え
(1) 360通り
(2) 648通り