まず、与えられた方程式の対数をとる。底を31とすると、 log31xlog31x=log31(39x)−2a log31x⋅log31x=−2alog31(39x) ここで、t=log31xとおくと、 t2=−2a(log31x−log3139) t2=−2a(t−log31332) t2=−2a(t−32log313) t2=−2a(t−32(−1)) t2=−2a(t+32) t2+2at+34a=0 これが式②に対応するので、ア=1, イ=2, ウ=4, エ=3である。
次に、x>3のとき、t=log31xの範囲を求める。 31<1なので、xが増加するとtは減少する。 t=log313=log31321=21log313=21(−1)=−21 したがって、x>3のとき、t<−21である。 よって、オは①(<), カキは1, クは2である。
t2+2at+34a=0の解をα,βとする。 この方程式が実数解を持ち、かつ全ての解がt<−21を満たすためには、 判別式D≥0でなければならない。 D=(2a)2−4⋅1⋅34a=4a2−316a=4a(a−34) D≥0より、a≤0またはa≥34。 また、解と係数の関係よりα+β=−2a, αβ=34aである。 α<−21,β<−21なので、α+β<−1かつ(α+21)(β+21)>0。 α+β=−2a<−1より、a>21。 (α+21)(β+21)=αβ+21(α+β)+41=34a+21(−2a)+41=34a−a+41=31a+41>0 31a>−41より、a>−43。 a≤0またはa≥34とa>21とa>−43の共通範囲は、a≥34。 よって、ケは②(≧), コは4, サは3である。