あるハンバーガーチェーンの店舗A, Bで販売されているフライドポテトの重さを調べた箱ひげ図が与えられている。この箱ひげ図から読み取れる最も適切なものを選択肢の中から選ぶ問題。

確率論・統計学箱ひげ図統計データの分析四分位数
2025/7/16

1. 問題の内容

あるハンバーガーチェーンの店舗A, Bで販売されているフライドポテトの重さを調べた箱ひげ図が与えられている。この箱ひげ図から読み取れる最も適切なものを選択肢の中から選ぶ問題。

2. 解き方の手順

箱ひげ図の各要素(最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値)を確認し、選択肢の内容と照らし合わせて判断する。
* **選択肢1: 最小値は店舗Bのほうが大きい**
箱ひげ図から、店舗Aの最小値は約115g、店舗Bの最小値は120g以上なので、これは正しい。
* **選択肢2: 店舗Aにおいて125gに満たないものは25%程度である**
店舗Aの第1四分位数(箱の左端)が125g付近にあるため、125g未満のものは約25%である。これは正しい。
* **選択肢3: 店舗Bにおいて120g以上のものは75%未満である**
店舗Bの最小値が120gより大きいので、120g以上のものは100%である。これは誤り。
* **選択肢4: 平均は店舗Bのほうが大きい**
箱ひげ図から、中央値(箱の中の線)を見ると、店舗Bの方が店舗Aより大きい。しかし、平均値は外れ値の影響を受ける可能性があり、箱ひげ図だけでは正確に判断できない。
* **選択肢5: 範囲は店舗Aのほうが大きい**
範囲は、最大値から最小値を引いたものである。店舗Aの範囲は約130-115 = 15g、店舗Bの範囲は約131-122 = 9gとなるため、店舗Aの範囲のほうが大きい。これは正しい。
選択肢1, 2, 5は正しい可能性がある。しかし、箱ひげ図から「程度である」と正確に読み取れるのは選択肢2である。選択肢1は「大きい」と断言でき、選択肢5も「大きい」と断言できる。問題文では「最も」適切なものを選択するよう求めているため、選択肢2が最も適している。

3. 最終的な答え

店舗Aにおいて125gに満たないものは25%程度である

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