2次方程式 $x^2 + 12x + 12 = 0$ を2つの方法で解き、どちらの方法がより速く正確に解けるかを比較検討する問題です。

代数学二次方程式解の公式平方完成根号
2025/7/16

1. 問題の内容

2次方程式 x2+12x+12=0x^2 + 12x + 12 = 0 を2つの方法で解き、どちらの方法がより速く正確に解けるかを比較検討する問題です。

2. 解き方の手順

**方法A:解の公式**
解の公式を用いる方法です。2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の解は、
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
で与えられます。今回の場合は、a=1a=1, b=12b=12, c=12c=12 なので、
x=12±122411221x = \frac{-12 \pm \sqrt{12^2 - 4 \cdot 1 \cdot 12}}{2 \cdot 1}
x=12±144482x = \frac{-12 \pm \sqrt{144 - 48}}{2}
x=12±962x = \frac{-12 \pm \sqrt{96}}{2}
x=12±1662x = \frac{-12 \pm \sqrt{16 \cdot 6}}{2}
x=12±462x = \frac{-12 \pm 4\sqrt{6}}{2}
x=6±26x = -6 \pm 2\sqrt{6}
**方法B:平方完成**
与えられた2次方程式を平方完成して解く方法です。
x2+12x+12=0x^2 + 12x + 12 = 0
x2+12x=12x^2 + 12x = -12
x2+12x+36=12+36x^2 + 12x + 36 = -12 + 36
(x+6)2=24(x+6)^2 = 24
x+6=±24x+6 = \pm \sqrt{24}
x+6=±26x+6 = \pm 2\sqrt{6}
x=6±26x = -6 \pm 2\sqrt{6}
どちらの解法でも同じ答えが得られますが、一般的に平方完成は計算ミスが起こりやすいことがあります。

3. 最終的な答え

速く正確に解けるのは、<方法A>
<理由>
解の公式は、公式を覚えていれば機械的に解くことができるため、平方完成よりも計算ミスが少なく、早く解ける可能性が高いです。平方完成は、xx の係数の半分を2乗した数を両辺に加える必要があり、計算が複雑になることがあります。また、解の公式は、係数が複雑な場合でも適用できる汎用性の高い解法です。

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