黒と白の正方形タイルを規則正しく並べた図形において、黒のタイルが白のタイルより300枚多く使われるのは何番目の図形か、また、その図形に使われる黒のタイルの枚数を求める問題です。

代数学数列二次方程式パターン認識方程式の解
2025/7/16

1. 問題の内容

黒と白の正方形タイルを規則正しく並べた図形において、黒のタイルが白のタイルより300枚多く使われるのは何番目の図形か、また、その図形に使われる黒のタイルの枚数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、n番目の図形に使われる黒のタイルの枚数を求めます。1番目の図形で黒タイルは6枚、2番目で16枚、3番目で26枚なので、黒タイルの枚数は 10n410n - 4 と表せます。
次に、白タイルの枚数をnを用いて表します。
1番目の図形で白タイルは2枚、2番目で6枚、3番目で12枚です。白タイルの枚数は、隣り合う番号の差が4, 6, ...となっているので、二次式で表せると考えられます。
an2+bn+can^2 + bn + cとおき、n=1,2,3を代入すると、
a+b+c=2a+b+c = 2
4a+2b+c=64a+2b+c = 6
9a+3b+c=129a+3b+c = 12
これを解くと、a=1a = 1, b=1b = 1, c=0c = 0となります。
したがって、白タイルの枚数はn2+nn^2 + n と表せます。
黒タイルが白タイルより300枚多いので、以下の式が成り立ちます。
10n4=n2+n+30010n - 4 = n^2 + n + 300
n29n+304=0n^2 - 9n + 304 = 0
(n16)(n+19)=0(n-16)(n+19) = 0
n=16n = 16 または n=19n = -19
nnは自然数なので、n=16n = 16となります。
16番目の図形に使われる黒タイルの枚数は、10164=1604=15610 * 16 - 4 = 160 - 4 = 156枚です。

3. 最終的な答え

16番目の図形で、黒のタイルは156枚使われる。

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