2次関数 $y = -x^2 + 4x + 6$ の、定義域 $-1 \le x \le 1$ における最大値と最小値を求めよ。

代数学二次関数最大値最小値定義域平方完成
2025/7/16

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+4x+6y = -x^2 + 4x + 6 の、定義域 1x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=x2+4x+6y = -x^2 + 4x + 6
y=(x24x)+6y = -(x^2 - 4x) + 6
y=(x24x+44)+6y = -(x^2 - 4x + 4 - 4) + 6
y=((x2)24)+6y = -((x-2)^2 - 4) + 6
y=(x2)2+4+6y = -(x-2)^2 + 4 + 6
y=(x2)2+10y = -(x-2)^2 + 10
この2次関数は、頂点の座標が (2,10)(2, 10) で、上に凸の放物線です。定義域が 1x1-1 \le x \le 1 であるため、頂点の xx 座標 x=2x=2 はこの範囲に含まれません。
次に、定義域の両端 x=1x = -1x=1x = 1 での yy の値を計算します。
x=1x = -1 のとき、
y=(1)2+4(1)+6=14+6=1y = -(-1)^2 + 4(-1) + 6 = -1 - 4 + 6 = 1
x=1x = 1 のとき、
y=(1)2+4(1)+6=1+4+6=9y = -(1)^2 + 4(1) + 6 = -1 + 4 + 6 = 9
頂点の xx 座標が定義域に含まれないため、最大値は定義域内の xx が頂点に一番近い場所、最小値は頂点から一番遠い場所でとります。
今回の場合は、x=1x=1のとき最大値、x=1x=-1のとき最小値をとります。
したがって、定義域 1x1-1 \le x \le 1 における最大値は 99 であり、最小値は 11 です。

3. 最終的な答え

最大値:9
最小値:1

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