極値を求めるには、まず関数を微分し、その導関数が0になる点を求めます。次に、その点における2次導関数の符号を調べることで、極大値か極小値かを判断します。
(1) y=2x3+3x2+1 の場合: まず、1次導関数を求めます。
y′=6x2+6x 次に、y′=0 となる x を求めます。 6x2+6x=0 6x(x+1)=0 次に、2次導関数を求めます。
y′′=12x+6 x=0 のとき、y′′=6>0 なので、極小値をとります。その時の y の値は、y=2(0)3+3(0)2+1=1 です。 x=−1 のとき、y′′=−12+6=−6<0 なので、極大値をとります。その時の y の値は、y=2(−1)3+3(−1)2+1=−2+3+1=2 です。 (2) y=−x3−3x2−1 の場合: まず、1次導関数を求めます。
y′=−3x2−6x 次に、y′=0 となる x を求めます。 −3x2−6x=0 −3x(x+2)=0 次に、2次導関数を求めます。
y′′=−6x−6 x=0 のとき、y′′=−6<0 なので、極大値をとります。その時の y の値は、y=−(0)3−3(0)2−1=−1 です。 x=−2 のとき、y′′=−6(−2)−6=12−6=6>0 なので、極小値をとります。その時の y の値は、y=−(−2)3−3(−2)2−1=−(−8)−3(4)−1=8−12−1=−5 です。