問題は全部で3つあります。 問題1は直方体と立方体の対角線の長さを求める問題です。 問題2は円錐の高さと体積を求める問題です。 問題3は正四角錐の対角線、線分の長さ、高さを求め、最後に体積を求める問題です。

幾何学立体図形直方体立方体円錐正四角錐対角線体積ピタゴラスの定理
2025/4/3

1. 問題の内容

問題は全部で3つあります。
問題1は直方体と立方体の対角線の長さを求める問題です。
問題2は円錐の高さと体積を求める問題です。
問題3は正四角錐の対角線、線分の長さ、高さを求め、最後に体積を求める問題です。

2. 解き方の手順

**問題1**
(1) 直方体の対角線の長さは、縦、横、高さがそれぞれ aa, bb, cc のとき a2+b2+c2\sqrt{a^2 + b^2 + c^2} で求められます。
この問題では、縦6cm、横6cm、高さ4cmなので、対角線の長さは 62+62+42\sqrt{6^2 + 6^2 + 4^2} です。
計算すると、36+36+16=88=222\sqrt{36 + 36 + 16} = \sqrt{88} = 2\sqrt{22} cmです。
(2) 立方体の対角線の長さは、1辺が aa のとき 3a\sqrt{3}a で求められます。
この問題では、1辺が5cmなので、対角線の長さは 535\sqrt{3} cmです。
**問題2**
(1) 円錐の高さは、ピタゴラスの定理を用いて求めます。母線の長さを ll、底面の半径を rr、高さを hh とすると、h=l2r2h = \sqrt{l^2 - r^2} で求められます。
この問題では、母線が15cm、半径が10cmなので、高さは 152102=225100=125=55\sqrt{15^2 - 10^2} = \sqrt{225 - 100} = \sqrt{125} = 5\sqrt{5} cmです。
(2) 円錐の体積は、13×底面積×高さ\frac{1}{3} \times \text{底面積} \times \text{高さ} で求められます。
底面積は πr2=π(102)=100π\pi r^2 = \pi (10^2) = 100\pi です。
したがって、体積は 13×100π×55=5005π3\frac{1}{3} \times 100\pi \times 5\sqrt{5} = \frac{500\sqrt{5}\pi}{3} cm³です。
**問題3**
(1) ACは正方形の対角線なので、1辺の長さが4cmの正方形の対角線は 424\sqrt{2} cmです。
AHはACの半分なので、 42/2=224\sqrt{2} / 2 = 2\sqrt{2} cmです。
(2) OHはピタゴラスの定理を用いて求めます。三角形OAHは直角三角形なので、OH=OA2AH2=82(22)2=648=56=214OH = \sqrt{OA^2 - AH^2} = \sqrt{8^2 - (2\sqrt{2})^2} = \sqrt{64 - 8} = \sqrt{56} = 2\sqrt{14} cmです。
(3) 正四角錐OABCDの体積は、13×底面積×高さ\frac{1}{3} \times \text{底面積} \times \text{高さ} で求められます。
底面積は 4×4=164 \times 4 = 16 cm²です。
高さは 2142\sqrt{14} cmです。
したがって、体積は 13×16×214=32143\frac{1}{3} \times 16 \times 2\sqrt{14} = \frac{32\sqrt{14}}{3} cm³です。

3. 最終的な答え

問題1:
(1) 2222\sqrt{22} cm
(2) 535\sqrt{3} cm
問題2:
(1) 555\sqrt{5} cm
(2) 5005π3\frac{500\sqrt{5}\pi}{3} cm³
問題3:
(1) AC=42AC=4\sqrt{2} cm, AH=22AH=2\sqrt{2} cm
(2) OH=214OH=2\sqrt{14} cm
(3) 32143\frac{32\sqrt{14}}{3} cm³

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