差が4である2つの奇数において、大きい方の奇数の2乗から小さい方の奇数の2乗を引いた差が8の倍数になることを証明する。

代数学整数の性質証明因数分解倍数
2025/7/16

1. 問題の内容

差が4である2つの奇数において、大きい方の奇数の2乗から小さい方の奇数の2乗を引いた差が8の倍数になることを証明する。

2. 解き方の手順

小さい方の奇数を 2n+12n+1 とすると、大きい方の奇数は (2n+1)+4=2n+5(2n+1) + 4 = 2n+5 と表せる。
大きい方の奇数の2乗から小さい方の奇数の2乗を引いた差は、
\begin{align*}
(2n+5)^2 - (2n+1)^2 &= (4n^2 + 20n + 25) - (4n^2 + 4n + 1) \\
&= 4n^2 + 20n + 25 - 4n^2 - 4n - 1 \\
&= 16n + 24 \\
&= 8(2n+3)
\end{align*}
2n+32n+3 は整数なので、8(2n+3)8(2n+3) は8の倍数である。
したがって、差が4である2つの奇数において、大きい方の奇数の2乗から小さい方の奇数の2乗を引いた差は8の倍数になる。

3. 最終的な答え

差が4である2つの奇数において、大きい方の奇数の2乗から小さい方の奇数の2乗を引いた差は、8の倍数になる。

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