連続する3つの5の倍数において、真ん中の数の2乗から最も小さい数と最も大きい数の積を引いた差が、常に25になることを証明する。

代数学数式証明式の展開整数の性質
2025/7/16

1. 問題の内容

連続する3つの5の倍数において、真ん中の数の2乗から最も小さい数と最も大きい数の積を引いた差が、常に25になることを証明する。

2. 解き方の手順

まず、整数 nn を用いて、連続する3つの5の倍数を 5n,5n+5,5n+105n, 5n+5, 5n+10 と表す。
次に、真ん中の数の2乗を計算する。これは (5n+5)2(5n+5)^2 である。
次に、最も小さい数と最も大きい数の積を計算する。これは (5n)(5n+10)(5n)(5n+10) である。
最後に、真ん中の数の2乗から最も小さい数と最も大きい数の積を引く。
(5n+5)2(5n)(5n+10)(5n+5)^2 - (5n)(5n+10) を計算する。
(5n+5)2=(5n)2+2(5n)(5)+52=25n2+50n+25(5n+5)^2 = (5n)^2 + 2(5n)(5) + 5^2 = 25n^2 + 50n + 25
(5n)(5n+10)=25n2+50n(5n)(5n+10) = 25n^2 + 50n
(5n+5)2(5n)(5n+10)=(25n2+50n+25)(25n2+50n)=25(5n+5)^2 - (5n)(5n+10) = (25n^2 + 50n + 25) - (25n^2 + 50n) = 25
したがって、連続する3つの5の倍数において、真ん中の数の2乗から最も小さい数と最も大きい数の積を引いた差は常に25となる。

3. 最終的な答え

連続する3つの5の倍数において、真ん中の数の2乗から最も小さい数と最も大きい数の積を引いた差は、いつも25になる。

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