2次関数 $y = -4x^2 - 8x + 11$ のグラフの軸を求める問題です。

代数学二次関数平方完成グラフ
2025/7/16

1. 問題の内容

2次関数 y=4x28x+11y = -4x^2 - 8x + 11 のグラフの軸を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次関数のグラフの軸を求めるには、与えられた式を平方完成します。
まず、y=4x28x+11y = -4x^2 - 8x + 11 を次のように変形します。
y=4(x2+2x)+11y = -4(x^2 + 2x) + 11
次に、括弧の中を平方完成します。x2+2xx^2 + 2x を平方完成するには、(x+1)2=x2+2x+1(x + 1)^2 = x^2 + 2x + 1 を利用します。つまり、x2+2x=(x+1)21x^2 + 2x = (x + 1)^2 - 1 です。
これを代入すると、
y=4((x+1)21)+11y = -4((x + 1)^2 - 1) + 11
y=4(x+1)2+4+11y = -4(x + 1)^2 + 4 + 11
y=4(x+1)2+15y = -4(x + 1)^2 + 15
この式から、頂点の座標は (1,15)(-1, 15) であることがわかります。2次関数のグラフの軸は、頂点の xx 座標を通る直線なので、x=1x = -1 がグラフの軸となります。

3. 最終的な答え

x=1x = -1

「代数学」の関連問題

次の式の値を計算し、$\square + \square \sqrt{\square}$ の形式で表す問題です。 $\frac{1}{2-\sqrt{3}} + \frac{\sqrt{3}+1}{\...

式の計算分母の有理化平方根
2025/7/16

数列$\{a_n\}$の初項から第$n$項までの和を$S_n = (n+1)^2$とするとき、以下の問いに答えます。 (1) 一般項$a_n$を求めます。 (2) $\sum_{k=1}^{n} \f...

数列級数一般項和の公式
2025/7/16

$a_1, ..., a_n, b$ を $\mathbb{R}^m$ のベクトルとし、$A = [a_1, ..., a_n]$ を $m \times n$ 行列とします。このとき、以下の3つの条...

線形代数ベクトル行列一次結合次元同値性連立方程式
2025/7/16

線形写像 $f: \mathbb{R}^n \to \mathbb{R}^m$ が与えられたとき、$\mathbb{R}^n$ のある基底 $\{a_1, \dots, a_n\}$ と $\math...

線形写像表現行列基底標準形線形代数
2025/7/16

線形写像 $f: \mathbb{R}^n \rightarrow \mathbb{R}^m$ が与えられたとき、$\mathbb{R}^n$ のある基底 $\{a_1, ..., a_n\}$ と ...

線形代数線形写像表現行列基底標準形ランク
2025/7/16

$f: \mathbb{R}^n \to \mathbb{R}^m$ を任意の線形写像とします。このとき、$\mathbb{R}^n$ のある基底 $\{a_1, \dots, a_n\}$ と $\...

線形写像線形代数基底表現行列標準形
2025/7/16

与えられた行列の等式 $AX = B$ を満たす正方行列 $X$ を求める問題です。ここで、$A = \begin{pmatrix} 1 & -3 & 3 \\ 1 & -2 & 1 \\ -3 & ...

線形代数行列逆行列連立一次方程式
2025/7/16

線形変換 $f: \mathbb{R}^n \to \mathbb{R}^n$ について、以下の2点を証明する問題です。 (1) $f$ が単射であることと全射であることは同値である。 (2) $f$...

線形変換単射全射逆写像線形写像線形代数ランク・ヌラリティ定理
2025/7/16

線形写像 $f: \mathbb{R}^n \to \mathbb{R}^m$ と $\mathbb{R}^m$ の基底 $\{b_1, \dots, b_m\}$ について、$f(a_i) = b_...

線形写像線形代数全射一次独立ベクトル空間
2025/7/16

与えられた関数 $y = \sqrt{x^4 + 2x^2 + 2}$ をできる限り簡単にします。

関数の簡素化平方根平方完成
2025/7/16