2つの直線 $y=ax+b$ と $y=bx-a$ がともに点 $(3, -2)$ を通るとき、定数 $a$ と $b$ の値を求める問題です。

代数学連立方程式一次関数座標
2025/7/17

1. 問題の内容

2つの直線 y=ax+by=ax+by=bxay=bx-a がともに点 (3,2)(3, -2) を通るとき、定数 aabb の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

(3,2)(3, -2) が2つの直線 y=ax+by=ax+by=bxay=bx-a 上にあるので、それぞれの式に x=3x=3, y=2y=-2 を代入できます。
まず、y=ax+by=ax+bx=3x=3, y=2y=-2 を代入すると、
2=3a+b-2 = 3a + b
が得られます。
次に、y=bxay=bx-ax=3x=3, y=2y=-2 を代入すると、
2=3ba-2 = 3b - a
が得られます。
上記の2つの式を連立方程式として解きます。
2=3a+b-2 = 3a + b (1)
2=3ba-2 = 3b - a (2)
(2)式を整理すると、
a=3b+2a = 3b + 2 (3)
(3)式を(1)式に代入すると、
2=3(3b+2)+b-2 = 3(3b+2) + b
2=9b+6+b-2 = 9b + 6 + b
2=10b+6-2 = 10b + 6
8=10b-8 = 10b
b=810=45b = -\frac{8}{10} = -\frac{4}{5}
b=45b = -\frac{4}{5} を (3)式に代入すると、
a=3(45)+2a = 3(-\frac{4}{5}) + 2
a=125+105a = -\frac{12}{5} + \frac{10}{5}
a=25a = -\frac{2}{5}

3. 最終的な答え

a=25a = -\frac{2}{5}, b=45b = -\frac{4}{5}

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