問題は大きく分けて4つあります。 (1) 2つの線分ABとCDが点Oで交わっているとき、AO=2CO, DO=2BOならば、$\triangle AOD \sim \triangle COB$であることを証明する問題です。空欄を埋めて証明を完成させます。 (2) 図における角$x$の大きさを求める問題です。 (3) 直角三角形において、$x$の長さを求める問題です。 (4) ヒストグラムに関する問題です。

幾何学相似円周角の定理三平方の定理ヒストグラム平均値相対度数
2025/3/10

1. 問題の内容

問題は大きく分けて4つあります。
(1) 2つの線分ABとCDが点Oで交わっているとき、AO=2CO, DO=2BOならば、AODCOB\triangle AOD \sim \triangle COBであることを証明する問題です。空欄を埋めて証明を完成させます。
(2) 図における角xxの大きさを求める問題です。
(3) 直角三角形において、xxの長さを求める問題です。
(4) ヒストグラムに関する問題です。

2. 解き方の手順

(1) AOD\triangle AODCOB\triangle COBについて、
AO=2COAO=2COから、AO:CO=2:1AO:CO = 2:1
DO=2BODO=2BOから、DO:BO=2:1DO:BO = 2:1
よって、AO:CO=DO:BOAO:CO = DO:BO ... ①
対頂角は等しいから、AOD=COB\angle AOD = \angle COB ... ②
①, ②から、2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しいので、AODCOB\triangle AOD \sim \triangle COB
(2) (1) 円周角の定理より、中心角は円周角の2倍なので、x=65×2=130x = 65 \times 2 = 130^\circ
(2) 円周角の定理より、41+20=x=6141+20 = x = 61^\circ
(3) 円周角の定理より、x=32×2=64x = 32 \times 2 = 64^\circ
(3) (1) 三平方の定理より、x=42+32=16+9=25=5x = \sqrt{4^2 + 3^2} = \sqrt{16+9} = \sqrt{25} = 5
(2) 三平方の定理より、x=22+22=4+4=8=22x = \sqrt{2^2 + 2^2} = \sqrt{4+4} = \sqrt{8} = 2\sqrt{2}
(3) 3030^\circ6060^\circ9090^\circの直角三角形なので、x=33x = 3\sqrt{3}
(4) 三平方の定理より、x=927232=8149=32=42x = \sqrt{9^2 - 7^2 - 3^2} = \sqrt{81 - 49} = \sqrt{32} = 4\sqrt{2}
(4) (1) 記録が50cm以上の生徒は6人です。
(2) 記録が50cm以上の生徒の人数は6人なので、全体の620×100=30\frac{6}{20} \times 100 = 30%です。
(3) 記録が30cm以上40cm未満の生徒は4人なので、相対度数は420=0.2\frac{4}{20} = 0.2です。
(4) 20人の垂直跳びの平均値は、
120(10×2+20×3+30×4+40×5+50×3+60×3)=120(20+60+120+200+150+180)=73020=36.5\frac{1}{20}(10 \times 2 + 20 \times 3 + 30 \times 4 + 40 \times 5 + 50 \times 3 + 60 \times 3) = \frac{1}{20}(20+60+120+200+150+180) = \frac{730}{20} = 36.5 cm

3. 最終的な答え

(1)
AO:CO=2:1AO:CO = 2:1
AOD=COB\angle AOD = \angle COB
2組の辺の比とその間の角
COB\triangle COB
(2)
(1) x=130x = 130^\circ
(2) x=61x = 61^\circ
(3) x=64x = 64^\circ
(3)
(1) x=5x = 5 cm
(2) x=22x = 2\sqrt{2} cm
(3) x=33x = 3\sqrt{3} cm
(4) x=42x = 4\sqrt{2} cm
(4)
(1) 6人
(2) 30%
(3) 0.2
(4) 36.5 cm

「幾何学」の関連問題

円の中に2つの弦ABとCDがあり、その交点をPとするとき、$\triangle PAC \sim \triangle PDB$ を証明する問題です。

幾何相似円周角三角形証明
2025/4/4

母線の長さが9cm、底面の半径が3cmの円錐について、以下の4つの問いに答える。 (1) 円錐の高さを求める。 (2) 円錐の体積を求める。 (3) 側面の扇形の中心角の大きさを求める。 (4) 円錐...

円錐三平方の定理体積表面積扇形中心角
2025/4/4

底面が1辺4cmの正三角形、高さが9cmの正三角錐OABCがある。 (1) Aから辺BCに下ろした垂線AHの長さを求める。 (2) 三角形ABCの面積を求める。 (3) 正三角錐OABCの体積を求める...

正三角錐体積面積ピタゴラスの定理
2025/4/4

2点AとBの間の距離を求める問題です。2つの問題があり、それぞれ点の座標が与えられています。 (1) A(5, 4), B(2, 3) (2) A(2, 1), B(-2, 3)

距離座標二点間の距離平方根
2025/4/4

問題は、直角三角形において、斜辺の長さ $x$ を求める問題です。2つの三角形があります。 (1) 底辺の長さが8、高さが6の直角三角形の斜辺の長さ $x$ を求めます。 (2) 底辺の長さが3、高さ...

ピタゴラスの定理直角三角形斜辺の長さ
2025/4/4

平行四辺形ABCDにおいて、対角線の交点をOとする。Oを通る直線が辺AB, CDと交わる点をそれぞれE, Fとする。このとき、OE = OFとなることを証明する。

平行四辺形合同証明対頂角対角線
2025/4/4

縦の長さが $h$ m、横の長さが $2h$ m の長方形の土地の周囲に、幅 $a$ m の道がある。道の真ん中を通る線の長さを $l$ m、道の面積を $S$ m$^2$ とするとき、$S=al$ ...

長方形面積周囲の長さ証明
2025/4/4

図の円において、指定された角 $x$ の大きさを求める問題です。ただし、Oは円の中心です。

円周角中心角角度定理
2025/4/4

相似な2つの直方体A, Bがあり、その相似比が2:3である。直方体Aの表面積が52 cm^2、体積が24 cm^3であるとき、直方体Bの表面積と体積を求める。

相似直方体表面積体積
2025/4/4

2つの図において、与えられた条件から $x$ の値を求める問題です。 (1) $\triangle ABC$ において $DE // BC$ のとき、$x$ の値を求める。$AD = 5$, $DB ...

相似三角形平行線
2025/4/4