三角形 ABC において、$|AB| = 1$, $|AC| = 2$, $|BC| = \sqrt{6}$ が成り立つ。三角形 ABC の外接円の中心を O とし、直線 AO と外接円との A 以外の交点を P とする。 (1) $\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ の内積を求める。 (2) $\overrightarrow{AP} = s\overrightarrow{AB} + t\overrightarrow{AC}$ が成り立つような実数 s, t を求める。 (3) 直線 AP と直線 BC の交点を D とするとき、線分 AD の長さを求める。
2025/7/17
1. 問題の内容
三角形 ABC において、, , が成り立つ。三角形 ABC の外接円の中心を O とし、直線 AO と外接円との A 以外の交点を P とする。
(1) と の内積を求める。
(2) が成り立つような実数 s, t を求める。
(3) 直線 AP と直線 BC の交点を D とするとき、線分 AD の長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) を求める。
余弦定理より
(2) となる を求める。
AP は外接円の直径なので、 または
また、,
, よって .
.
, よって .
.
よって、
(3)
,
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)