まず、同次方程式 y(4)−8y′′+16y=0 の一般解を求めます。 次に、非同次方程式の特殊解を求めます。
最後に、一般解と特殊解を足し合わせて、非同次方程式の一般解を求めます。
ステップ1:同次方程式の一般解を求める
特性方程式は
r4−8r2+16=0 これは (r2−4)2=0 と書けます。 したがって、 r2=4 であり、 r=±2 は重根です。 よって、同次方程式の一般解は
yc(x)=c1e2x+c2xe2x+c3e−2x+c4xe−2x となります。ここで、c1,c2,c3,c4 は任意定数です。 ステップ2:非同次方程式の特殊解を求める
yp(x)=Ax2+Bx+C と仮定します。
yp′(x)=2Ax+B yp′′(x)=2A yp′′′(x)=0 yp(4)(x)=0 与えられた微分方程式に代入すると
0−8(2A)+16(Ax2+Bx+C)=x2 −16A+16Ax2+16Bx+16C=x2 係数を比較すると
−16A+16C=0 したがって、
A=161 C=A=161 よって、特殊解は
yp(x)=161x2+161 ステップ3:非同次方程式の一般解を求める
非同次方程式の一般解は、同次方程式の一般解と特殊解の和で与えられます。
y(x)=yc(x)+yp(x) y(x)=c1e2x+c2xe2x+c3e−2x+c4xe−2x+161x2+161