$y = 2\sin2(x + \frac{\pi}{4}) + 2$ のグラフとして正しいものを選択する問題です。

解析学三角関数グラフ振幅周期平行移動
2025/7/17

1. 問題の内容

y=2sin2(x+π4)+2y = 2\sin2(x + \frac{\pi}{4}) + 2 のグラフとして正しいものを選択する問題です。

2. 解き方の手順

この関数のグラフの特徴を調べます。
まず、sin\sin関数の基本的な形はy=sinxy = \sin xです。
y=2sin2(x+π4)+2y = 2\sin2(x + \frac{\pi}{4}) + 2 は、この基本形から以下の変化を受けています。
- sin\sin の係数:振幅が2倍になる
- xx の係数:周期が 12\frac{1}{2} 倍になる
- xxπ4\frac{\pi}{4} を加える:xx軸方向に π4-\frac{\pi}{4} 平行移動
- 全体に2を加える:yy軸方向に2平行移動
周期を計算します。基本的なsin関数の周期は2π2\piです。xxの係数が2であるため、周期は
2π2=π\frac{2\pi}{2} = \pi
となります。
次に、yy軸方向の平行移動により、グラフの中心線はy=2y = 2となります。振幅が2なので、グラフの最大値は2+2=42 + 2 = 4、最小値は22=02 - 2 = 0となります。
x=0x = 0 のときのyyの値を計算します。
y=2sin2(0+π4)+2=2sin(π2)+2=2(1)+2=4y = 2\sin2(0 + \frac{\pi}{4}) + 2 = 2\sin(\frac{\pi}{2}) + 2 = 2(1) + 2 = 4
上記の情報を元にグラフを選択します。
- 周期がπ\piである。
- グラフの中心線がy=2y = 2である。
- 最大値が4、最小値が0である。
- x=0x=0のとき、y=4y=4である。
選択肢の中から、周期がπ\piで、x=0x=0のとき、y=4y=4となるグラフは(c)です。

3. 最終的な答え

(c)

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