与えられた問題は、以下の3つの小問から構成されています。 (1) 2次方程式 $x^2 + 2x - 4 = 0$ の2つの解を$\alpha, \beta$とするとき、$\alpha^3 + \beta^3$の値を求めます。 (2) $x$の整式 $x^3 - 6x^2 + ax + b$ が $x+1$ と $x-2$ でともに割り切れるとき、$a$と$b$の値を求めます。 (3) 円 $C: x^2 - 4x + y^2 + 2y - 4 = 0$ と直線 $l: 3x - 4y + k = 0$ ($k > 0$) について、以下の2つの場合について$k$の値を求めます。 (ア) 円$C$と直線$l$が接するとき。 (イ) 円$C$と直線$l$が2点$P, Q$で交わり、$PQ = 4$のとき。
2025/7/17
1. 問題の内容
与えられた問題は、以下の3つの小問から構成されています。
(1) 2次方程式 の2つの解をとするとき、の値を求めます。
(2) の整式 が と でともに割り切れるとき、との値を求めます。
(3) 円 と直線 () について、以下の2つの場合についての値を求めます。
(ア) 円と直線が接するとき。
(イ) 円と直線が2点で交わり、のとき。
2. 解き方の手順
(1)
解と係数の関係から、 かつ です。
(2)
が と で割り切れるので、
とおくと、 かつ 。
より、。
より、。
連立方程式 と を解きます。
より 。
。
(3)
円 を変形すると、
よって、円の中心は、半径はです。
(ア) 円と直線が接するとき、円の中心から直線までの距離が半径に等しくなります。
または
または
より、。
(イ) 円と直線が2点で交わり、のとき。
円の中心から直線までの距離をとすると、であることから、
が成り立ちます。(三平方の定理)
または
または
より、。
3. 最終的な答え
(1) -32
(2) ,
(3) (ア)
(イ)