はい、承知いたしました。画像に含まれる数学の問題のうち、いくつかを選んで解いてみましょう。
**問題1:** 2次方程式 x2+2mx+m=0 について、次の問いに答えよ。 (1) 実数解をもつとき、定数 m の値の範囲を求めよ。 (2) 異なる2つの虚数解をもつとき、定数 m の値の範囲を求めよ。 **解き方の手順:**
(1) 2次方程式が実数解を持つ条件は、判別式 D≥0 であることです。 判別式 D は、D=(2m)2−4(1)(m)=4m2−4m です。 したがって、4m2−4m≥0 を解けばよいです。 4m(m−1)≥0 より、m≤0 または m≥1 となります。 (2) 2次方程式が異なる2つの虚数解を持つ条件は、判別式 D<0 であることです。 したがって、4m2−4m<0 を解けばよいです。 4m(m−1)<0 より、0<m<1 となります。 **最終的な答え:**
(1) m≤0 または m≥1 ---
**問題2:** 2次方程式 3x2+4x+2=0 について、2つの解の和と積を求めよ。 **解き方の手順:**
2次方程式 ax2+bx+c=0 の解を α,β とするとき、解と係数の関係から、 解の和は α+β=−ab、解の積は αβ=ac となります。 与えられた方程式では、a=3,b=4,c=2 なので、 解の和は −34、解の積は 32 となります。 **最終的な答え:**
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**問題3:** 2次方程式 x2+3x−1=0 の2つの解を α,β とするとき、次の式の値を求めよ。 (1) α2+β2 (2) α3+β3 **解き方の手順:**
解と係数の関係より、α+β=−3、αβ=−1 です。 (1) α2+β2=(α+β)2−2αβ=(−3)2−2(−1)=9+2=11 (2) α3+β3=(α+β)3−3αβ(α+β)=(−3)3−3(−1)(−3)=−27−9=−36 **最終的な答え:**
(1) α2+β2=11 (2) α3+β3=−36 ---
**問題4:** 次の2数を解とする2次方程式を1つ作れ。
**解き方の手順:**
2つの解をαとβとすると、x2−(α+β)x+αβ=0という2次方程式を作ることができます。 α=2,β=−1なので、 α+β=2+(−1)=1 αβ=2(−1)=−2 よって、求める2次方程式はx2−x−2=0 **最終的な答え:**
x2−x−2=0 ---
**問題5:**2次方程式 x2+5x+m=0の2つの解が次の条件を満たすとき、定数mの値と2つの解を、それぞれ求めよ。 (1) 1つの解が他の解の4倍である。
**解き方の手順:**
2つの解をαと4αとおく。 解と係数の関係より、
α+4α=−5 α⋅4α=m α+4α=5α=−5より、α=−1 したがって、もう一つの解は4α=−4 m=α⋅4α=(−1)(−4)=4 **最終的な答え:**
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問題は以上になります。