平行四辺形ABCDにおいて、三角形ABCの内部に図のように線が引かれており、領域アと領域イに分かれています。AD=4cm, BC=8cmであるとき、アとイの面積の比を求めます。
2025/7/17
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、三角形ABCの内部に図のように線が引かれており、領域アと領域イに分かれています。AD=4cm, BC=8cmであるとき、アとイの面積の比を求めます。
2. 解き方の手順
まず、平行四辺形ABCDの面積を考えます。底辺をBCとすると、高さは一定なので、平行四辺形の面積は底辺の長さに比例します。
三角形ABCは、平行四辺形ABCDの面積の半分です。
なぜなら、平行四辺形の面積はであり、三角形の面積はだからです。
三角形ABCにおいて、面積(ア) + 面積(イ) = 三角形ABCの面積となります。
ここで、三角形ADCを考えます。三角形ADCの面積は、三角形ABCの面積と等しいです。
なぜなら、三角形ABCと三角形ADCは底辺(それぞれBCとAD)を平行四辺形のそれぞれの底辺としたとき、高さが等しいからです。また、底辺の比が、AD:BC=4:8=1:2となるため、三角形ADCの面積は、三角形ABCの面積の1/2となります。
また、三角形ADCと領域イは同じなので、面積(イ) = 三角形ADCの面積となります。
したがって、面積(イ) = 三角形ABCの面積 / 2。
これより、面積(ア) = 三角形ABCの面積 - 面積(イ) = 三角形ABCの面積 - (三角形ABCの面積 / 2) = 三角形ABCの面積 / 2。
従って、面積(ア) = 面積(イ)となり、面積(ア) : 面積(イ) = 1 : 1。
3. 最終的な答え
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