直線 $l: y = 2x + 12$ と直線 $m: y = -x + 6$ が与えられています。直線 $l$ と $m$ の交点を A, 直線 $l$ と x軸の交点を B, 直線 $m$ と x軸, y軸の交点をそれぞれ C, D とします。これらの点A, B, C, D の座標を求め、三角形ABCの面積、四角形ABODの面積を求め、さらに点Aを通り三角形ABCの面積を二等分する直線、点Bを通り三角形ABCの面積を二等分する直線の式を求めます。
2025/7/17
1. 問題の内容
直線 と直線 が与えられています。直線 と の交点を A, 直線 と x軸の交点を B, 直線 と x軸, y軸の交点をそれぞれ C, D とします。これらの点A, B, C, D の座標を求め、三角形ABCの面積、四角形ABODの面積を求め、さらに点Aを通り三角形ABCの面積を二等分する直線、点Bを通り三角形ABCの面積を二等分する直線の式を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 点Aの座標を求める:
直線 と の交点Aの座標は、連立方程式
を解くことで求められます。 より なので 。 。よって、Aの座標は 。
(2) 点B, C, Dの座標を求める:
点Bは直線 と x軸の交点なので、 を に代入すると、 より 。よって、Bの座標は 。
点Cは直線 と x軸の交点なので、 を に代入すると、 より 。よって、Cの座標は 。
点Dは直線 と y軸の交点なので、 を に代入すると、。よって、Dの座標は 。
(3) △ABCの面積を求める:
△ABCの底辺をBCとすると、BCの長さは 。高さは点Aのy座標である8。よって、△ABCの面積は 。
(4) 四角形ABODの面積を求める:
四角形ABODは、△ABOと△AODに分割できます。
△ABOの面積は であり、BOの長さは なので、。
△AODの面積は であり、ODの長さは6なので、。
したがって、四角形ABODの面積は 。
(5) 点Aを通り、△ABCの面積を二等分する直線の式を求める:
△ABCの面積を二等分する直線は、辺BCの中点を通ります。BCの中点Mの座標は 。
点A と点M を通る直線の式は、 とおくと、 より 。よって、直線の式は 。
(6) 点Bを通り、△ABCの面積を二等分する直線の式を求める:
△ABCの面積を二等分する直線は、辺ACの中点を通ります。ACの中点Nの座標は 。
点B と点N を通る直線の式を とおくと、
この連立方程式を解くと、 より 。。
よって、直線の式は 。
3. 最終的な答え
(1) A(-2, 8)
(2) B(-6, 0), C(6, 0), D(0, 6)
(3) 48
(4) 30
(5)
(6)