与えられた2次方程式 $x^2 + 3x + k = 0$ が異なる2つの実数解を持つような、定数 $k$ の値の範囲を求めます。

代数学二次方程式判別式不等式実数解
2025/7/17

1. 問題の内容

与えられた2次方程式 x2+3x+k=0x^2 + 3x + k = 0 が異なる2つの実数解を持つような、定数 kk の値の範囲を求めます。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの実数解を持つための条件は、判別式 DD が正であることです。
2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DDD=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
与えられた2次方程式 x2+3x+k=0x^2 + 3x + k = 0 において、a=1a = 1, b=3b = 3, c=kc = k です。したがって、判別式 DD は次のようになります。
D=324(1)(k)=94kD = 3^2 - 4(1)(k) = 9 - 4k
異なる2つの実数解を持つためには、D>0D > 0 でなければなりません。
94k>09 - 4k > 0
この不等式を kk について解きます。
9>4k9 > 4k
4k<94k < 9
k<94k < \frac{9}{4}

3. 最終的な答え

k<94k < \frac{9}{4}

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