ある学年の男性と女性の人数は合わせて440人である。部活に入っていない男性は50%、女性は55%で、合計230人いる。 (1) 男性の人数を $x$ 人、女性の人数を $y$ 人とする。部活に入っていない男性と女性の人数をそれぞれ $x$ と $y$ を用いて表す。 (2) 学年の男性と女性の人数をそれぞれ求める。

代数学連立方程式割合文章問題
2025/7/17

1. 問題の内容

ある学年の男性と女性の人数は合わせて440人である。部活に入っていない男性は50%、女性は55%で、合計230人いる。
(1) 男性の人数を xx 人、女性の人数を yy 人とする。部活に入っていない男性と女性の人数をそれぞれ xxyy を用いて表す。
(2) 学年の男性と女性の人数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1)
部活に入っていない男性の人数は、男性の人数 xx の50%なので、0.5x0.5x 人。
部活に入っていない女性の人数は、女性の人数 yy の55%なので、0.55y0.55y 人。
(2)
学年の男性と女性の合計が440人であることから、
x+y=440x + y = 440
部活に入っていない男性と女性の合計が230人であることから、
0.5x+0.55y=2300.5x + 0.55y = 230
この連立方程式を解く。
まず、上の式から x=440yx = 440 - y を得る。
これを下の式に代入すると、
0.5(440y)+0.55y=2300.5(440 - y) + 0.55y = 230
2200.5y+0.55y=230220 - 0.5y + 0.55y = 230
0.05y=100.05y = 10
y=100.05=200y = \frac{10}{0.05} = 200
したがって、女性の人数は200人。
x=440y=440200=240x = 440 - y = 440 - 200 = 240
したがって、男性の人数は240人。

3. 最終的な答え

部活に入っていない男性 = 0.5x0.5x
部活に入っていない女性 = 0.55y0.55y
男性の人数 = 240 人
女性の人数 = 200 人