ある店でお茶と弁当を買いました。お茶は定価より20%安く、弁当は30%安くなっていました。合計で430円で、定価で買うより170円安かった場合、お茶と弁当の定価をそれぞれ求める問題です。

代数学連立方程式文章問題割引方程式
2025/7/17

1. 問題の内容

ある店でお茶と弁当を買いました。お茶は定価より20%安く、弁当は30%安くなっていました。合計で430円で、定価で買うより170円安かった場合、お茶と弁当の定価をそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

お茶の定価を xx 円、弁当の定価を yy 円とします。
定価で購入した場合の合計金額は x+yx + y 円です。
安売りで購入した場合の合計金額は、お茶が 0.8x0.8x 円、弁当が 0.7y0.7y 円なので、0.8x+0.7y0.8x + 0.7y 円です。
問題文より、
x+y(0.8x+0.7y)=170x + y - (0.8x + 0.7y) = 170
0.8x+0.7y=4300.8x + 0.7y = 430
という2つの式が得られます。
まず、最初の式を整理します。
x+y0.8x0.7y=170x + y - 0.8x - 0.7y = 170
0.2x+0.3y=1700.2x + 0.3y = 170
両辺に10を掛けて、
2x+3y=17002x + 3y = 1700 ...(1)
次の式は、
0.8x+0.7y=4300.8x + 0.7y = 430
両辺に10を掛けて、
8x+7y=43008x + 7y = 4300 ...(2)
(1)式を4倍して、
8x+12y=68008x + 12y = 6800 ...(3)
(3)式から(2)式を引くと、
(8x+12y)(8x+7y)=68004300(8x + 12y) - (8x + 7y) = 6800 - 4300
5y=25005y = 2500
y=500y = 500
y=500y = 500 を(1)式に代入すると、
2x+3(500)=17002x + 3(500) = 1700
2x+1500=17002x + 1500 = 1700
2x=2002x = 200
x=100x = 100
よって、お茶の定価は100円、弁当の定価は500円です。

3. 最終的な答え

お茶は100円、弁当は500円