(1) 線分PTの長さを求める。
方べきの定理より、PT2=PA⋅PD が成り立つ。 PD=PA+AD=PA+AB+BC+CD であり、AB=PB−PA=10−8=2, CD=PC−PD PA=8,PB=10,PC=16 PT2=PA⋅PB=8⋅(8+2)=8⋅10=80 PT=80=45 (2) 円Oの半径を求める。
円の半径を r とする。OA=r であるから、PO=PA+AO=8+r 三平方の定理より、PO2=PT2+OT2 が成り立つ。 (8+r)2=(45)2+r2 64+16r+r2=80+r2 (3) 三角形POCの面積を求める。
PC=16, OC=r=1 △POC=21⋅PC⋅h ここで、h はOからPCに下ろした垂線の長さである。 点OからPCに下ろした垂線の足をHとすると、三角形OHCは直角三角形である。
OC=1 であるから、三角形POCの面積は、S=21×PC×OH=21×16×1−1621=21×PC×r2−(PC/2)2=21⋅16⋅OH ただし, 点OはAC上にあり、Oは円の中心である。
したがって、PC=16,OC=1 より, 点OからPCに下ろした垂線の足をHとすると、OHCは直角三角形にはならない。 PO=PA+AO=PA+r=8+1=9 面積を計算するために、ヘロンの公式を利用する。
s=2PO+OC+PC=29+1+16=226=13 △POC=s(s−PO)(s−OC)(s−PC)=13(13−9)(13−1)(13−16)=13⋅4⋅12⋅(−3) ヘロンの公式は使えない。
しかし、円Oの半径rは誤りである。
PT2=PA∗(PA+AB)=PA∗PB=PA∗(PA+2r)=8∗(8+2r)=80, 8+2r=10, 2r=2, r=1 PO=PA+AO=PA+r=8+r PT2+OT2=(8+r)2 80+r2=64+16r+r2 16r=16,r=1 PT2=PA⋅PB PC⋅PX=PT2 16⋅PX=80 r=2AP⋅BPAP⋅BP