10本のくじがあり、そのうち当たりくじは1等が1本、2等が3本。残りは外れくじです。これらのくじから同時に3本を引くとき、当たりくじを少なくとも1本引く確率を求めます。

確率論・統計学確率組み合わせ二項係数
2025/7/17

1. 問題の内容

10本のくじがあり、そのうち当たりくじは1等が1本、2等が3本。残りは外れくじです。これらのくじから同時に3本を引くとき、当たりくじを少なくとも1本引く確率を求めます。

2. 解き方の手順

当たりくじを少なくとも1本引く確率は、1から「3本とも外れくじを引く確率」を引くことで求められます。
まず、外れくじの本数を計算します。
外れくじの本数は 1013=610 - 1 - 3 = 6 本です。
次に、3本とも外れくじを引く確率を計算します。
3本とも外れくじを引く組み合わせの数は、6C3_{6}C_{3} です。
全体の組み合わせの数は、10C3_{10}C_{3} です。
6C3=6!3!(63)!=6!3!3!=6×5×43×2×1=20_{6}C_{3} = \frac{6!}{3!(6-3)!} = \frac{6!}{3!3!} = \frac{6 \times 5 \times 4}{3 \times 2 \times 1} = 20
10C3=10!3!(103)!=10!3!7!=10×9×83×2×1=120_{10}C_{3} = \frac{10!}{3!(10-3)!} = \frac{10!}{3!7!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 120
3本とも外れくじを引く確率は、20120=16\frac{20}{120} = \frac{1}{6} です。
したがって、当たりくじを少なくとも1本引く確率は、
116=561 - \frac{1}{6} = \frac{5}{6}

3. 最終的な答え

56\frac{5}{6}

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