(1) f(x,y)=x2+xy+y2−6x−4y * **ステップ1: 偏導関数を求める**
fx=2x+y−6 fy=x+2y−4 * **ステップ2: 連立方程式を解き、停留点を求める**
2x+y−6=0 x+2y−4=0 これを解くと、x=38、y=32。 停留点は(38,32)。 * **ステップ3: 2階偏導関数を求める**
* **ステップ4: ヘッセ行列式 (判別式) を計算する**
D=fxxfyy−(fxy)2=2⋅2−12=4−1=3 * **ステップ5: 極値を判定する**
D>0 かつ fxx>0 なので、(38,32) は極小点。 極小値は f(38,32)=(38)2+(38)(32)+(32)2−6(38)−4(32)=964+916+94−16−38=984−16−924=960−16=320−348=−328 (2) f(x,y)=ex(x2+y2) * **ステップ1: 偏導関数を求める**
fx=ex(x2+y2)+ex(2x)=ex(x2+2x+y2) fy=ex(2y) * **ステップ2: 連立方程式を解き、停留点を求める**
ex(x2+2x+y2)=0 ex(2y)=0 ex>0 より、y=0。 x2+2x=0 なので、x(x+2)=0 より、x=0 または x=−2。 停留点は (0,0) と (−2,0)。 * **ステップ3: 2階偏導関数を求める**
fxx=ex(x2+2x+y2)+ex(2x+2)=ex(x2+4x+2+y2) fyy=2ex fxy=ex(2y) * **ステップ4: ヘッセ行列式を計算し、極値を判定する**
fxx(0,0)=2 fyy(0,0)=2 fxy(0,0)=0 D=fxxfyy−(fxy)2=2⋅2−02=4>0 fxx>0 なので、(0,0) は極小点。極小値は f(0,0)=0。 * (−2,0) のとき: fxx(−2,0)=e−2(4−8+2)=−2e−2 fyy(−2,0)=2e−2 fxy(−2,0)=0 D=fxxfyy−(fxy)2=−2e−2⋅2e−2−02=−4e−4<0 D<0 なので、(−2,0) は鞍点。 (3) f(x,y)=sinx+siny+cos(x+y)(−π≤x,y≤π) * **ステップ1: 偏導関数を求める**
fx=cosx−sin(x+y) fy=cosy−sin(x+y) * **ステップ2: 連立方程式を解き、停留点を求める**
cosx−sin(x+y)=0 cosy−sin(x+y)=0 したがって、cosx=cosy。つまり、x=y または x=−y。 cosx−sin(2x)=0 cosx−2sinxcosx=0 cosx(1−2sinx)=0 したがって、cosx=0 または sinx=21。 cosx=0 のとき、x=±2π。よって、(2π,2π) と (−2π,−2π)。 sinx=21 のとき、x=6π,65π。よって、(6π,6π) と (65π,65π)。 cosx−sin(0)=0 x=±2π。よって、(2π,−2π) と (−2π,2π)。 したがって、停留点は (2π,2π), (−2π,−2π), (6π,6π), (65π,65π), (2π,−2π), (−2π,2π)。 * **ステップ3: 2階偏導関数を求める**
fxx=−sinx−cos(x+y) fyy=−siny−cos(x+y) fxy=−cos(x+y) * **ステップ4: ヘッセ行列式を計算し、極値を判定する**
極値の判定は複雑になるため省略します。