問題1:
まず、運動量と力積の関係を使います。運動量の変化は力積に等しいので、
mv−mv0=FΔt ここで、mは質量、vは最終速度、v0は初期速度、Fは力、Δtは時間です。 停止するので、v=0です。したがって、 −mv0=FΔt F=−Δtmv0 問題文の数値を代入します。
F=−6 s20 kg×30 m/s=−100 N 問題2:
物体のx軸方向の速度は変化しないので、y軸方向の速度変化を求めます。
ニュートンの運動方程式F=maより、y軸方向の加速度は、 a=mF=1.0 kg2.0 N=2.0 m/s2 したがって、y軸方向の速度変化は、
Δv=aΔt=2.0 m/s2×5.0 s=10 m/s はじめ、y軸方向には速度はなかったため、y軸方向の速度は10m/s。
x軸方向の速度が10m/s、y軸方向の速度が10m/sなので、速度の大きさは、
v=102+102=200=102≈14.1 m/s 問題3:
(a)の場合:
台車を引く力は 100 gf=0.1 N。 台車の質量は400 g=0.4 kg。 加速度は、a=mF=0.4 kg0.1 N=0.25 m/s2 (b)の場合:
おもりの質量は 100 g=0.1 kg。おもりが台車を引く力は、おもりの重力に等しいので、 F=mg=0.1 kg×9.8 m/s2=0.98 N。 台車とおもりの合計質量は、0.4 kg+0.1 kg=0.5 kg。 加速度は、a=mF=0.5 kg0.98 N=1.96 m/s2 (b)の方が加速度が大きいので、(b)の台車の方が速く動きます。