初項が2、公差が3の等差数列を、第$n$群に$n$個の数が入るように群に分ける。$n \ge 2$のとき、第1群から第$(n-1)$群までに入る数の個数を求める。

代数学数列等差数列数列の和数学的帰納法
2025/7/17

1. 問題の内容

初項が2、公差が3の等差数列を、第nn群にnn個の数が入るように群に分ける。n2n \ge 2のとき、第1群から第(n1)(n-1)群までに入る数の個数を求める。

2. 解き方の手順

kk群にはkk個の数が入っている。したがって、第1群から第(n1)(n-1)群までに入る数の個数は、数列1,2,3,...,(n1)1, 2, 3, ..., (n-1)の和である。
これは初項1、末項(n1)(n-1)、項数(n1)(n-1)の等差数列の和で計算できる。等差数列の和の公式は、
S=n(a1+an)2S = \frac{n(a_1 + a_n)}{2}
ここで、SSは和、nnは項数、a1a_1は初項、ana_nは末項である。
したがって、第1群から第(n1)(n-1)群までに入る数の個数は、
Sn1=(n1)(1+(n1))2S_{n-1} = \frac{(n-1)(1 + (n-1))}{2}
Sn1=(n1)n2S_{n-1} = \frac{(n-1)n}{2}
Sn1=n(n1)2S_{n-1} = \frac{n(n-1)}{2}

3. 最終的な答え

第1群から第(n1)(n-1)群までに入る数の個数は n(n1)2\frac{n(n-1)}{2} 個である。

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