1)
まず、2次方程式 2x2−3(a−1)x−2a2−a+1=0 を因数分解することを試みます。 −2a2−a+1 を因数分解すると、−(2a−1)(a+1)となります。 したがって、この2次方程式は以下のように変形できます。
2x2−3(a−1)x−(2a−1)(a+1)=0 この式を因数分解することを考えると、次のようになります。
(2x+(a+1))(x−(2a−1))=0 実際に展開してみると、2x2−(4a−2)x+(a+1)x−(2a−1)(a+1)=2x2−3ax+3x−2a2−3a−1=2x2−3(a−1)x−2a2−3a−1=0 これは元の式と一致しません。
正しくは、
2x2−3(a−1)x−(2a−1)(a+1)=0 2x2−3(a−1)x+(1−2a)(a+1)=0 (2x+(a+1))(x−(2a−1))=2x2−4ax+2x+ax+a+x−2a2+a−1=2x2−3ax+3x−2a2−a+1=2x2−3(a−1)x−2a2−a+1=0 したがって、
(2x+(a+1))(x−(2a−1))=0 よって、2x+(a+1)=0 または x−(2a−1)=0 x=−2a+1 または x=2a−1 2)
2次方程式がただ1つの解を持つのは、以下の2つのケースです。
ケース1:2x2−3(a−1)x−2a2−a+1=0 が重解を持つ場合。 ケース2: −2a+1=2a−1 の場合。 ケース1: 重解を持つ場合
2次方程式の判別式 D=b2−4ac が 0 になるとき、重解を持ちます。 D=(−3(a−1))2−4(2)(−2a2−a+1)=0 9(a2−2a+1)+8(2a2+a−1)=0 9a2−18a+9+16a2+8a−8=0 25a2−10a+1=0 (5a−1)2=0 このとき、重解は x=43(a−1)=43(1/5−1)=43(−4/5)=−53 ケース2: −2a+1=2a−1 の場合 −a−1=4a−2 このとき、解は x=2a−1=2(51)−1=−53 したがって、a=51 のとき、解は x=−53