## 問題の回答
###
1. 問題の内容
1. 中心の極座標が$(4, 0)$で、極Oを通る円の極方程式を求めよ。
2. 極Oを通り、始線とのなす角が$\frac{\pi}{3}$である直線の極方程式を求めよ。
3. 極座標が$(3, \frac{\pi}{6})$である点Aを通り、OAに垂直な直線の極方程式を求めよ。
4. 次の極方程式が表す図形を答えよ。
1. $r = 8$
2. $\theta = \frac{2}{3}\pi$
3. $r\sin\theta = 2$
4. $r = 5\cos\theta$
###
2. 解き方の手順
**
1. 円の極方程式**
中心の極座標がで、極Oを通る円の極方程式は、で表される。
したがって、中心の極座標がで、極Oを通る円の極方程式は、となる。
**
2. 直線の極方程式**
極Oを通り、始線とのなす角がである直線の極方程式は、で表される。
したがって、極Oを通り、始線とのなす角がである直線の極方程式は、となる。
**
3. 直線の方程式**
点を通り、線分OAに垂直な直線の極方程式は、で表される。
したがって、極座標がである点Aを通り、OAに垂直な直線の極方程式は、となる。
**
4. 極方程式が表す図形**
1. $r = 8$: 極Oを中心とする半径8の円
2. $\theta = \frac{2}{3}\pi$: 極Oを通り、始線とのなす角が$\frac{2}{3}\pi$である直線
3. $r\sin\theta = 2$: これは直交座標系で$y = 2$を表すので、$y=2$の直線
4. $r = 5\cos\theta$: 両辺に$r$を掛けると$r^2 = 5r\cos\theta$。直交座標系では$x^2 + y^2 = 5x$となり、$x^2 - 5x + y^2 = 0$。平方完成すると$(x - \frac{5}{2})^2 + y^2 = (\frac{5}{2})^2$。これは中心が$(\frac{5}{2}, 0)$、半径が$\frac{5}{2}$の円。
###