空間内の2点 $A(1,2,3)$ と $B(1,0,1)$ の垂直二等分面の方程式を求める問題です。

幾何学空間ベクトル垂直二等分面3次元
2025/7/18

1. 問題の内容

空間内の2点 A(1,2,3)A(1,2,3)B(1,0,1)B(1,0,1) の垂直二等分面の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

垂直二等分面上の点 P(x,y,z)P(x,y,z) は、点 AA と点 BB からの距離が等しいという性質を持ちます。
つまり、AP=BPAP = BP が成り立ちます。したがって、AP2=BP2AP^2 = BP^2 も成り立ちます。
AP2AP^2 および BP2BP^2 をそれぞれ計算し、それらを等しいとおくことで、垂直二等分面の方程式を導出します。
ステップ1:AP2AP^2を計算します。
AP2=(x1)2+(y2)2+(z3)2AP^2 = (x-1)^2 + (y-2)^2 + (z-3)^2
AP2=x22x+1+y24y+4+z26z+9AP^2 = x^2 - 2x + 1 + y^2 - 4y + 4 + z^2 - 6z + 9
AP2=x2+y2+z22x4y6z+14AP^2 = x^2 + y^2 + z^2 - 2x - 4y - 6z + 14
ステップ2:BP2BP^2を計算します。
BP2=(x1)2+(y0)2+(z1)2BP^2 = (x-1)^2 + (y-0)^2 + (z-1)^2
BP2=x22x+1+y2+z22z+1BP^2 = x^2 - 2x + 1 + y^2 + z^2 - 2z + 1
BP2=x2+y2+z22x2z+2BP^2 = x^2 + y^2 + z^2 - 2x - 2z + 2
ステップ3:AP2=BP2AP^2 = BP^2 より、垂直二等分面の方程式を求めます。
x2+y2+z22x4y6z+14=x2+y2+z22x2z+2x^2 + y^2 + z^2 - 2x - 4y - 6z + 14 = x^2 + y^2 + z^2 - 2x - 2z + 2
4y6z+14=2z+2-4y - 6z + 14 = -2z + 2
4y4z=12-4y - 4z = -12
4y+4z=124y + 4z = 12
y+z=3y + z = 3

3. 最終的な答え

y+z=3y + z = 3

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