(1) 点 A を通り、直線 l に平行な直線の方程式を求める。 直線 l の方程式は x+2y−1=0 なので、2y=−x+1 となり、y=−21x+21 である。 直線 l に平行な直線の傾きは −21 である。 点 A(2, 3) を通る傾き −21 の直線の方程式は、 y−3=−21(x−2) y=−21x+1+3 y=−21x+4 よって、求める直線の方程式は y=−21x+4 または、x+2y−8=0 (2) 直線 l に関して、点 A と対称な点の座標を求める。 点 A(2, 3) と対称な点を B(s, t) とする。
線分 AB の中点 M は (22+s,23+t) である。 点 M は直線 l 上にあるので、22+s+2(23+t)−1=0 2+s+2(3+t)−2=0 s+2t+6=0 ...(1) 直線 AB は直線 l と垂直なので、s−2t−3=2 t−3=2(s−2) t=2s−1 ...(2) (2) を (1) に代入すると、
s+2(2s−1)+6=0 s+4s−2+6=0 s=−54 t=2(−54)−1=−58−55=−513 したがって、対称な点の座標は (−54,−513) 点 A(2, 3) と直線 l:x+2y−1=0 の距離 d は、 d=12+22∣1(2)+2(3)−1∣=1+4∣2+6−1∣=57=575