まず、確率変数Xが取りうる値を求めます。サイコロの目が1から6なので、賞金はそれぞれ50円、100円、150円、200円、250円、300円となります。参加費が150円なので、Xの値は以下のようになります。
X = {50 - 150, 100 - 150, 150 - 150, 200 - 150, 250 - 150, 300 - 150}
X = {-100, -50, 0, 50, 100, 150}
次に、Xの期待値E[X]を計算します。各目の出る確率は等しいので、1/6です。
E[X]=61(−100)+61(−50)+61(0)+61(50)+61(100)+61(150) E[X]=61(−100−50+0+50+100+150) E[X]=61(150) 次に、Xの二乗の期待値E[X^2]を計算します。
E[X2]=61(−100)2+61(−50)2+61(0)2+61(50)2+61(100)2+61(150)2 E[X2]=61(10000+2500+0+2500+10000+22500) E[X2]=61(47500) E[X2]=647500=323750 最後に、Xの分散V[X]を計算します。
V[X]=E[X2]−(E[X])2 V[X]=323750−(25)2 V[X]=323750−625 V[X]=323750−31875 V[X]=321875